HOME > 第13回ひろしま・ライスクッキング・コンテスト
JAグループ広島が、ごはんを中心としたバランスのよい“日本型食生活”の推進と“米消費拡大”を目的として開催してきた「ひろしま・ライスクッキング・コンテスト」は、今回で第13回目を迎えました。 米食や地産地消に対する意識も高まり、応募作品のレベルもグレードアップしてきています。
いま、地元の農産物を使った身体にいい料理を提供することをコンセプトにするカフェが人気を博しています。そこで今回は、カフェのシェフになってお客様をもてなすとしたら、どんなお昼ごはんにしますか?ということで、心尽くしのメニューを募集しました。テーマは広島産の農産物「小松菜」「じゃがいも」「ナス」を使った昼ごはんとし、心を込めてていねいにつくること、日本型食生活を意識した一汁三菜の料理であることも重視しました。
併せて、中学生・高校生が広島県産の食材に興味を持ちながら献立を考え、調理をすることで、地産地消、食と農への理解を促し、日本の農業のあり方について考えるきっかけとしてもらいました。
今回の応募総数は、以下の通りでした。
今年は、2,800通余りの応募の中から選ばれた17名による実技審査が行われました。
参加者の皆さんは、新しく明るく広い会場で、緊張しながらも、丁寧に心を込めた「おもてなし」料理をつくってくれました。
いつもとは勝手が違う台所で火加減と格闘しながらも、時間内につくり終えるために何度も練習して臨んだ成果を披露。
テーマ食材である「小松菜」「じゃがいも」「ナス」を使ったオリジナリティあふれる作品は、それぞれに彩りも盛り付けも美しく、甲乙付け難い力作ばかりでした。
第13回ひろしま・ライスクッキング・コンテストの最優秀賞:JAグループ広島賞には、広島市立城南中学校2年の生徒さんが選ばれました。
それぞれに工夫を凝らしたメニューの中でも、特に審査員の先生方の評価が高かったのが、「なすそーめん」でした。
「『なすそーめん』はおばあちゃんに教えてもらったメニューです。そうめんらしく細くするため、薄くスライスして切るのが難しかったので、繰り返し練習しました。」と語ってくれました。