HOME > 第14回ひろしま・ライスクッキング・コンテスト
JAグループ広島が、ごはんを中心としたバランスのよい“日本型食生活”の推進と“米消費拡大”を目的として開催してきた「ひろしま・ライスクッキング・コンテスト」は、今回で第14回目を迎えました。
平成25年12月、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました。一汁三菜を基本とする日本型食生活は、理想的な栄養バランスだと言われています。「旨み」を上手に使い、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。
そこで今回は、年中行事と密接に関わって育まれ、家族や地域の絆を深めてきた和食をテーマに、白いごはんに合うおかずとお汁という「わが家自慢の晩ごはん」の献立を募集しました。
併せて、中学生・高校生が広島県産の食材に興味を持ちながら献立を考え、調理をすることで、地産地消、伝統的な食文化、食と農への理解を促し、日本の農業のあり方について考えるきっかけとしてもらいました。
今回の応募総数は、以下の通りでした。
毎年、様々に工夫したごはん料理の応募がありますが、今年は敢えて「白いごはん」を中心にした一汁三菜料理をつくっていただきました。
当然、時間もかかりますが、コンテストの前に練習を重ねて1時間以内につくれるように頑張ってくれました。
汁物ひとつを取り上げても、バラエティ豊かです。彩りも鮮やか、随所に工夫が見られます。
「白いごはん」を何杯でもおかわりしたくなるような献立が並びました。
最優秀賞には、清水ヶ丘高等学校3年の山下菜々子さんの『我が家の愛情がこもった晩ごはんはいかが?』が輝きました。
広島県産の根菜の煮付けやアジの南蛮漬けなどを作り、「祖父のためにたくさんの野菜を使い、彩りも考えて、健康にいい献立を考えました。どの世代にも合うと思います。初挑戦でこんな賞をもらえて嬉しいです。これからも、色々な人に愛される料理を作りたい。」と話してくれました。