取り組み事項2
農業者の所得増大、農業生産の拡大に向けた
取り組みのステップアップ
JAグループ広島の総合力で目指す販売高目標
- 2020年度販売高目標:540億円(JAグループ広島全体)
13JAの販売高目標:414億円+126億円(JA全農ひろしま+広島県酪農業協同組合)
- 2020年度のJAグループ広島全体(JA・全農ひろしま・広酪)での販売高目標を540億円とし、県内農業産出額目標(広島県:2020年度)に対するシェア45%を目指します。
- 販売高目標の達成のため、「各JAにおける営農振興の取り組みのステップアップ」「広島県農業を『1県1農場』と捉えたマーケットインに基づく生産・販売の強化」「担い手支援と新たな担い手の育成」及び「営農・経済事業への経営資源のシフト」に重点的に取り組みます。
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各JAにおける営農振興の取り組みのステップアップ
- 「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」に向けた取り組みや「組合員との徹底した話合い運動」を通じて得た要望を踏まえ、地域の営農振興と担い手ニーズに対応した次期JA営農振興計画の策定・見直しを行い、取り組みのステップアップを目指します。
- 生産者と結びついたJA営農振興計画づくりを進めるため、担い手支援台帳や品目別生産者台帳の整備に取り組みます。
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広島県農業を「1県1農場」と捉えたマーケットインに基づく生産・販売の強化
- 広島県農業を「1県1農場」として捉え、「広島県農業(園芸品目)グランドデザイン」で定めた県域重要6品目と地域振興品目を中心に、野菜の販売高目標140億円(2020年度)を目指します。
- 販売戦略に基づき、マーケットインに基づく生産・販売事業モデルの確立を目指します。
- 「1県1農場」に向けた品目別産地計画等による生産拡大に取り組み、県段階に基金等を造成する仕組みを検討します。
- JA・JA全農ひろしま・中央会は、「1県1農場」に向けた販売・生産・指導態勢の確立に連携して取り組みます。
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担い手支援と新たな担い手の育成
- 農家手取りの最大化に向け、担い手類型に対応した①〜⑦の事業モデル・施策の確立とその支援に取り組みます。
- 出向く活動(TAC活動)を中心にした担い手支援の体制づくり
- ICT、IOT等の導入による省力化、労働力の確保
- 農業者のトータルコストの低減対策
- 地域営農ビジョンの策定及び実現のための支援
- 農業経営管理支援の取り組み強化
- 円滑な事業承継の支援
- 「新規就農者支援パッケージ」の確立
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消費者との信頼を築く食の安全・安心確保対策の実践
- 「食」に対する消費者の信頼を得て「JAグループの農畜産物=安全」というブランドを強固にするため、食の安全・安心にかかる関連法令の遵守を徹底します。
- JAファーマーズ・マーケット出荷者に対して、生産履歴管理の取り組み徹底を図ります。
都市農業の振興と農地の保全
- 防災機能を含めた都市農業の多様な機能発揮を促し、都市農業の振興と良好な都市環境の形成を支援します。
営農・経済事業への経営資源のシフト
- 担い手が生産に専念できる態勢づくりを検討し、具体化を進めます。
- 専門性が高い営農・経済事業部門の人材育成に取り組むとともに、営農・経済部門の態勢強化を進めます。