広島県協同組合連絡協議会

 広島県協同組合連絡協議会は広島県内の農業協同組合、漁業協同組合、森林組合、生活協同組合、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団の12組織で構成し、相互に連絡提携して共通課題の認識と解決に取り組み、あわせて協同組合運動の強化を目指しています。

HJC理念

HJC:Hiroshima-ken Joint committee of Co-operatives
JA、生協、漁協、森林組合が組織的に提携を図っていくうえで、基本となる考え方です。

 私たちは、自立と協同の力を発揮することにより、自然と調和した、人に優しい地域社会づくりに貢献します。

 協同組合は、相互扶助、自己責任、民主主義、平等、公平、連帯といった価値観にたち、共通する経済的・社会的・文化的な欲求を満たすため、自立した人々が自主的に結びついた組織です。
 ひとりではかなえられない夢でも、人とひととのつながりを大切にして、お互いに力を合わせれば夢がかないます。
 協同組合に集う私たちは、人間らしく、こころ豊かなくらしづくりのため、多くの協同組合が手を結び、地域社会から信頼され続ける協同組合運動を展開します。

行動指針

 JA、生協、漁協、森林組合が、どのような運動を実践していくかを明らかにするもので、基本的な行動指針を示したものです。

  1. 自立と個性を大切に、人とひととのつながりを深めます。
     21世紀は、こころの豊かさが求められる時代です。
     私たちは、多様化するくらしの価値観に対応するため、自立した一人ひとりの
     能力と個性を大切に、多くの仲間と手を結び合います。
  2. 協同組合メッセージを共有し、協同の輪を広げます。
     21世紀は、協同組合が結び合い、「いのちとくらし」の安全と安心が求められる時代です。
     私たちは、健康なからだと豊かなこころが育まれる文化をつくるため、お互いの
     協同組合メッセージを結び、人とひとが支え合える協同組合運動の輪を広げます。
  3. 自然や人に思いやりのある協同組合事業をおこないます。
     21世紀は、自然と人が共生できる地域循環型社会が求められる時代です。
     私たちは、活力ある豊かな地域づくりのため、地域で生産された産物を地域で消費する
     「地産地消」に努め、環境に優しい協同事業を進めます。
  4. 地域の協同組合として、社会的責任を果たします。
     以上、3項目の行動指針により、HJCの運動を進めます。
     私たちは、子供たちに明るい未来と幸せを約束するため、協同組合がお互いに力を合わせ、
     人々から期待される地域の協同組合として、社会的責任を果たします。

スローガン

 HJCの理念を、頭3文字で解りやすく表した標語です。私たち協同組合運動の合言葉として使用します。

 私たちの協同組合運動は、「Harmony,Joyful,Culture」を、21世紀の新時代に対応するスローガンとします。

H:Harmony(調和した)
 自然と人々が調和したくらしを表します。

J:Joyful(楽しい)
 人とひととの楽しいつながりを表します。

C:Culture(文化づくり)
 人に優しい文化を耕し築くことを表します。

 「HJCスローガン」―それは、HJCが次の時代に向けてすすむべき道しるべです。
 HJCが求める「調和した、楽しい、文化づくり」とは、自然といのちが調和した中で、国や世代を越えた協同組合運動を通して、人々がこころ豊かにくらし、生きていることの感動を呼び起こすことです。

主な活動

  1. 構成団体および構成団体を組織する組合相互の連絡、交流
  2. 各種行事の共催および相互参加
  3. 協同組合運動の普及
  4. 協同組合事業提携の推進

構成団体

問い合わせ先

広島県農業協同組合中央会
営農組織支援部
電話:082-243-6463
FAX:082-243-6470
E-mail:kyoudou@jagh.net