広島県の農業について知りたい
広島県の農畜産物
広島県は、日本の中国地方に属する都道府県で、県庁所在地は広島市です。日本の主要都市である東京から新幹線で約4時間。大阪から新幹線で約1時間半の距離ですよ。
広島県は、瀬戸内海に面し、北は中国山地、南は四国山地に挟まれた地形により、夏・冬の季節風の影響を受けにくく、梅雨や台風時期を除き、一般的に夏の降雨量、冬の降雪量ともに少なく、晴天が多い温暖な地域です。しかし、県の北部の中国山地付近では、冬季には積雪となるなど、地域によって気候に差があるところです。
沿岸部(2021年 広島市)
- 年間平均気温 17.1℃
- 降雪合計 2cm
山間部(2021年 庄原市高野町)
- 年間平均気温 11.5℃
- 降雪合計 457cm
広島県は、沿岸部の海抜0mから山間部の標高1,299m(広島県最高峰比婆山<立烏帽子山>)までの高低差、そして多彩な気候条件のもとで、実に様々な農産物が作られています。
主な農産物は、米や野菜をはじめ、レモンなどの柑橘類や畜産物などがあります。また、甘みが特徴の「わけぎ」、お正月の縁起物として知られる「くわい」などが有名です。その他、ネーブルオレンジやハッサク、イチジクや鶏卵なども全国で上位の生産量を誇ります。