広島県内農業ニュース
伝統野菜「広島菜」を収穫し加工
2014.01.28
県内農業
広島市立川内小学校4年生183人と保護者は22日、広島菜の収穫と荒漬けを体験した。「JA YOUTH広島市」佐東支部が協力。2000株を校内に設置した漬込み槽に入れ、重しを載せ作業を終えた。28日は荒漬けした広島菜を水洗いして再び漬け込み、30日に漬け上がる予定だ。
同校では、川内地区の特産の広島菜を学ぶ体験学習に約20年取り組んでいる。毎年3年生が種まきから収穫、漬物作りまで体験する。今年は、先生が事前に漬け込み作業を学び学習に備え、4年生も加わった。
参加した藤井健斗くん(10)は「株がこんなに大きくなるとは思っていなかった、広島菜漬をごはんと一緒に早く食べたい」と話した。倉本守支部長は「川内の広島菜を知ってもらい、学びを通して保護者の方にも特産品を身近に感じてもらえるのがうれしい」と話した。
(広島市)