広島県内農業ニュース
【広島市】組合員の生の声を運営に反映「ふれあいご意見箱」設置
2023.10.18
県内農業
訪問活動や意見交換などを通じた「対話」を原点として、自己改革に取り組んでいるJA広島市は、組合員の声を聞き、その声を事業運営に反映させる具体策として、2日より「ふれあいご意見箱」を信用店舗全32支店に設置した。期間は12月29日までの3ヵ月間。ご意見箱で得られた「声」への対応結果や対応状況などを支店内に掲示し可視化することで、組合員からの信頼をさらに強化する。
同JAは1993年に広島市域の8JAが合併して今年で30周年を迎えてた。「ふれあいご意見箱」は、これからも組合員とともに歩んでいくため、組合員・利用者の生の声を広く聴きたいとの思いから設置。
寄せられた意見・要望で、すぐに解決できるものについては支店内で協議し、対応について職員間で周知を図り回答を支店内に掲示する。すぐに解決できない意見・要望については、支店・本店で協議しその過程を掲示し周知を図ることで、利用者へ進捗状況を報告する。
「ふれあいご意見箱」を設けることで、組合員からの意見や要望を収集し易くするとともに、収集した「声」にすばやく対応することで、組合員のニーズに基づいた満足度の高いサービスや事業運営につなげていく。同JA総合企画室の土澤利智室長は「組合員・利用者の皆さまの率直な声に真摯に対応し、皆さまからより信頼され、必要とされる組織になることを目指す」と話す。