広島県内農業ニュース

【広島市】伝統の味を産直市でPR

2023.10.04
県内農業

 JA広島市の直営産直市「農彩館 五日市ファーマーズマーケット」および「農彩館 矢野とれとれ市場」は、広島県のふりかけメーカー・三島食品株式会社が製造・販売する混ぜごはんの素「青菜ご飯用『ひろし』」を中心とした特設コーナーを設置。広島の冬の味覚を代表する広島菜漬の本格シーズンを前に、来店客に伝統の味をPRしている。
 「ひろし」は、広島県内の生産者が栽培し、同JA広島菜漬センターで塩蔵加工した「広島菜」を使用した混ぜご飯の素。今年8月には「ひろし」のシリーズ商品「鮭 ひろし」も同社から発売された。「鮭 ひろし」は、広島菜の黄緑色と紅鮭のピンク色が組み合わさった彩りがよい混ぜごはんの素だ。同ファーマーズマーケットの中植俊明店長は「少しでも広島菜・広島菜漬の認知度が向上し、生産者の所得向上につながればうれしい」と力を込めた。
 同JAでは、広島菜漬「浅漬け」「本漬け」などの各商品と三島食品株式会社の「ひろし」「鮭 ひろし」などをセットにした商品を取り揃え、「ひろしまふるさと味便り」キャンペーンを11月1日から始める。期間は2024年1月31日まで、広島菜の本場である広島市安佐南区川内より送料込みの産地直送にて全国発送する。