広島県内農業ニュース
【全農】2022年産米「契約栽培米多収コンテスト」表彰式を開催
2023.04.11
県内農業
JA全農ひろしまは3月下旬、広島市で「契約栽培米推進大会」を開き、2022年産「契約栽培米多収コンテスト」の表彰式を行った。10㌃あたりの収穫量が最も多い「単位収量の部」の最優秀賞に三次市の吉平登さん、地域の平均単収(22年産)と比べて増収が大きい「地域平均単収から増収の部」の最優秀賞に北広島町の農事組合法人別所千坊(べっしょせんぼう)が輝いた。
同コンテストは、多収性品種による契約栽培の取り組み拡大の一環として、栽培技術の向上を目的に今回で3年目。県内における契約栽培の取り組みは18年産の県内570㌧から、22年産では1,878㌧まで拡大している。
吉平さんの「あきだわら」は10㌃の収量が814.3㌔、農事組合法人別所千坊の「にじのきらめき」は地域の平均単収より249.0㌔多かった。
吉平さんは「気候変動が激しいなか安定した収量を確保するため基本技術の励行を心がけている。消費者に『おいしい』と言ってもらうことが喜びで、それを励みに頑張っている」と語った。
また、JAグループ広島で進める多収性品種による契約栽培の取り組みに関する情報交換も行った。