広島県内農業ニュース
【JA庄原】ホルス審査技術磨く 高校生10人が研修 第39回ひろらくブラックアンドホワイトショウ
2023.03.28
県内農業
広島県立西条農業高校、油木高校、庄原実業高校は18日、三次市の三次家畜市場で開かれた「第39回ひろらくブラックアンドホワイトショウ」で乳用種の審査実習を行った。酪農や畜産を学ぶ生徒10人が参加。2023年度の日本学校農業クラブ全国大会で開催が予定される家畜審査競技会乳牛の部に向け、家畜審査の基本を学んだ。
未経産牛13カ月齢以上16カ月齢未満4頭、経産牛3歳未満5頭を審査。経産牛は、生年月日や最終分娩年、年次、体高、胸囲などの情報で乳器、肢蹄、尻を比べ順位を付けた。審査・講評後は、同ショウの審査員のオールジャパンブリーダーサービスの前田直樹営業本部長がポイントを助言した。
西条農業高校畜産科2年の菅原凪紗さん(17)は「校外で乳用種に触れる機会は少ない。多くの牛を観察でき、審査ポイントも教えてもらい勉強になった」と話した。