広島県内農業ニュース

JA広島北部ひろほく農考会が功労表彰受賞

2013.12.17
県内農業

【広島北部】

 JA広島北部ひろほく農考会は1日、安芸高田市から功労表彰を受賞した。市は、市町村合併後の市制施行10周年記念事業で、合併後に設立された団体で、活発な活動により、市が目指す「まちづくり」や事業展開などに功績が顕著で将来に亘り希望を与える存在であることが期待できる4団体を表彰した。農業関係では同会のみの受賞だ。ひろほく農考会は、市の基幹産業である農業の担い手として、地域農業の活性化に大きく貢献し、積極的な活動を展開していることが評価された。

 同会は、自分たちの地域を見つめ直し、地域農業の振興を図ろうと2010年6月に立ち上げた。現在、メンバーは設立当初から11人増えて、20~40代の若い専業農家ら37人で組織している。JA管内のほぼ全域から水稲、野菜、畜産など多様な農家が集まる。主な活動は、地域農家やメンバーの圃場見学を行う「地域めぐり研修」やJAまつりのイベントに参加するなど農家同士の結びつきを深めている。