広島県内農業ニュース
【JA広島北部】甘みが増した白ネギを味わって、GAPも知って
2023.01.24
県内農業
安芸高田市高宮町の(株)RABIの岡田裕樹さん(28)とJA広島北部は14日、広島市のイオンモール広島祇園で白ネギを対面で販売した。「白ネギの蒸し焼き」の試食を配布した他、県農林水産局農業技術課の協力のもと作成した生産者が勧める白ネギレシピとGAPの紹介チラシを配りPRした。
岡田さんは同JA白ねぎGAPチームの一員としてGAP(農業生産工程管理)に取り組み、消費者へGAPの認知度拡大に向けて活動。「昨年末の大雪で多くの白ネギの葉の部分が折れてしまったが、寒さに耐えようとするため甘みの成分が増している。今しか味わえないのでぜひ食べてほしい」と呼びかけた。
同チームは、2020年に県内で初めてJGAP団体認証を取得。9戸の農家が3.3㌶で栽培する。
JAの松田浩幸営農指導員は「消費者のGAPの認知度はまだまだ低い。多くの人に知ってもらえるようにPRしていく」と意気込んだ。
今後も定期的な対面販売の他、PR動画などを作成し認知度向上に努める。