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【JA三次】無人市で暖かくお出迎え JA三次女性部作木支部

2022.10.25
県内農業

 JA三次女性部作木支部は、同JA作木支店の店舗一角で無人市を開いている。コロナ禍で女性部活動やイベントが減少したことをきっかけに、非対面でも楽しめる無人市で活動の場を広げている。

 「支店に足を運んだらおひとついかが?」をコンセプトに、組合員・利用者が定期的に立ち寄る支店を活用し、2021年4月からスタートした。現在は同支部の部員15人が自宅で採れた野菜や手作り手芸品などを出荷。週に1、2回程度、商品の在庫を見ながら各自が補充し、専用ナンバーを商品に添付する。支店入口のすぐ横に並べられ、手軽に購入できることから無人市を目当てに支店に立ち寄る来店者もおり、好評だ。売上げは一部、同支部の活動費にあて、交流の機会や地域活性化に寄与している。

 同支部の山口英里支部長(66)は「女性部活動の宣伝や地域の交流の場として、今後も皆で楽しく元気に続けていきたい」と笑顔で話した。

 同支店の中島和成支店長は「支店活性化に大変貢献していただいている。組合員・利用者の方との対話のきっかけにもなる」と強調した。

 同JA女性部は19支部あり、地域の特色を生かした活動で地域活性化に取り組む。