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【JA福山市】神石郡神石高原町で特産「ニューピオーネ」が出荷順調 神石高原ぶどう部会

2022.09.13
県内農業

 神石郡神石高原町で、神石高原ぶどう部会が栽培する特産ブドウ「ニューピオーネ」の出荷が順調だ。生産者の徹底した栽培管理と、天候にも恵まれたため順調に生育し、色づき良く高糖度に仕上がっている。

 同部会は、135戸が約12㌶で「ニューピオーネ」や「シャインマスカット」などを栽培。標高500㍍の位置にある同町で、昼夜の寒暖差を利用して栽培されるブドウは、色づきが濃く大粒に仕上がる。今年は5日から出荷を始め、県内他産地の最盛期と出荷時期をずらすことで、有利販売につなげる。11月下旬まで、地元福山市場を中心に広島、大阪へ送り出し、昨年並み110㌧の出荷を目指す。

 12㌃で「ニューピオーネ」を栽培する同部会の藤原茂副部会長は「生産者の栽培努力で今年も順調に生育し、上質に仕上がっている。特産ブドウを多くの人にPRし、産地をさらに盛り上げたい」と笑顔で話した。