JA広島中央は8月30日、東広島市の黒瀬グリーンセンターと八本松グリーンセンターで、2022年産早期米「コシヒカリ」を初検査した。今年は例年より梅雨明けが早く、登熟期の天候に恵まれ、品質は総じて良好だ。
黒瀬グリーンセンターでは27戸の農家が1721袋(1袋30㌔)を出荷。農産物検査員が玄米の粒形や大きさ、水分量、未熟粒、カメムシの被害粒の混入具合などを目視で検査し、等級を格付け。カメムシの被害で等級を落としたものもあるが、収量・品質ともに例年通りの出来栄えだ。同センターの石丸正和センター長は「今後も高品質、高収量な米ができるよう指導を強化していきたい」と話した。