広島県内農業ニュース
【JA広島中央】農業で地域を活性化 産直市でイベント開催 神村振興会野菜部会
2022.07.12
県内農業
東広島市豊栄町の神村振興会野菜部会は2日、同市高屋町にあるJA広島中央産直市「となりの農家高屋店」で農産物の対面販売をし、消費者に魅力をPRした。地域全体で産直市への出荷を拡大することで、地域活性化にもつなげる。
JA産直市での対面販売は2回目。トマト、ナス、ピーマン、キュウリなど、多品目を700点以上用意した。消費者と交流し、声を直接聞くことで、効率的な生産につなげていく。
消費者の声を活かし、JAと協力し、新品種栽培にも取り組む。パセリやミニきゅうり、サラダごぼうなど、新たな地域の特産品を増やし、地元PRにつなげていきたい考え。また、季節ごとに園芸講習会を開き、若手・後継者の育成にも取り組む。
神村振興会の迫真治代表(64)は、「Uターンした人や若い人が農業を出来るよう支援していきたい。また、農業で生活できる人を増やすための体制づくりに取り組んでいきたい」と話す。
同JAの戸田翔太営農指導員は「消費者と交流することで、生産者と消費者のつながりを深めていきたい。今後も地域のPRに協力していきたい」と話す。