広島県内農業ニュース
広島菜初漬け式
2013.11.05
県内農業
JA広島市は10月30日、広島市安佐南区川内の広島菜漬センターで「初漬け式」を開いた。生産者やJA役職員約70人が出席。広島菜の漬け込みが本格的に始まることから、作業期間中の安全祈願をした。準備した広島菜約500㌔に参加者の代表者が塩を振って初漬けを祝った。試食会もあり、4種類の食べ比べでは、新商品の川内産のとうがらしと昆布を加えた広島菜漬が選ばれた。
現在44軒の農家からなる広島菜委員会の竹田正会長は「10月の台風による被害により出荷は従来の2割減を見込んでいるが、朝晩の冷え込みと日中の暖かさの寒暖の差が例年以上に良質なものを育んでおり期待も大きい」と話した。5日からJAの冬のギフトセット「ひろしま ふるさと味便り」の販売が始まる。
JAは、年末・年始の贈答向けとして、JA管内の「豊平そば」や「豊平こしひかり」、「小河原たまご」などを加えたセット商品(来年1月31日まで)も販売する。27日から広島生かきのセット商品も手掛ける。問い合わせは、JA各支店や広島菜漬センターまで。
(広島市)