広島県内農業ニュース
【JA広島市】特産「広島菜」学習をお手伝い JA YOUTH広島市佐東支部
2022.02.16
県内農業
広島市安佐南区のJA YOUTH広島市佐東支部は、地域の特産「広島菜」について学んでもらいたいと、地元の小学生が種まきから定植、収穫、漬物に加工するまでの学習に毎年協力している。食農教育を続け、持続可能な開発目標(SDGs)の達成につなげる。
今年度も同市立川内小学校、同梅林小学校で指導。梅林小では1月下旬の2日間で、3年生101人が収穫、荒漬け、本漬け作業を体験した。川内小では2月上旬に、3年生184人が収穫、トラックへの積み込みを体験。コロナ禍のため、児童が広島菜を専用タンクへ投げ入れ、塩を振る体験やクレーンで重石を載せる見学はせず、漬込み作業は同JA広島菜漬センターで行った。
漬けあがった広島菜は、近隣の商店などで販売する他、児童らが自宅で味わう予定。
同支部の副支部長で広島菜委員会の溝口憲幸会長は「学習を通して、自分たちの地元に広島菜という特産があることを知ってもらいたい」と話した。