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【JA福山市】手提げ袋を市社協に寄贈 JA福山市女性部が社会福祉支援

2022.02.01
県内農業

 JA福山市女性部は1月中旬、部員が手作りした手提げ袋108枚を、福山市社会福祉協議会に贈った。食料支援活動「フードたすけあいネット」で、利用者が食料品を持ち帰る際に使用。コロナ禍でもできる活動を模索し、製作ボランティアとして協力した。
 
 同女性部は、2021年11月に管内全6地域の部員が集う交流会で製作を開始。参加者47人が布を裁断し、その後は、神辺地域女性部の6支部26人が中心となり、作業を進めた。
  
 部員は「慣れない作業に苦戦したが、メンバーで協力しながら楽しく取り組めた。誰かの役に立てることがうれしい」と話す。
 
 「フードたすけあいネット」は市社協が運営。未使用食品を募り、必要とする人へ提供している。コロナ禍で食料支援を求める相談が増え 、21年2月に創設。これまでに約650人を支援した。
 
 市社協の橋本哲之会長は「コロナ禍が長引き、食料支援に関する相談内容も深刻化している。フードたすけあいネットの利用者も増えており、手提げ袋の寄贈は非常にありがたい」と話した。
 
 山本睦美副部長は「女性部の活動が社会福祉支援につながる、新たな取り組みができた。今後もさまざまな活動に目を向け、“今できること”を続けたい」と意気込む。