広島県内農業ニュース

【JA広島中央会】牛乳を子ども食堂へ配布 消費拡大と健康増進

2022.01.25
県内農業

JAグループ広島は、1月中旬から下旬にかけ、県内13箇所の子ども食堂に牛乳計820本(1本200㍉㍑)を広島こども食堂センターを通じて無償提供している。牛乳の消費拡大と育ち盛りの子どもの健康増進を応援する。 

 19日には、三次市大田幸町でこども食堂を展開している「いきいき食堂」に県産牛乳50本を贈った。牛乳は県酪農協が手配。同日、酪農協の温泉川寛明組合長と西中晃専務が同食堂を訪れ、同食堂の中廣章子さんに手渡した。

 温泉川組合長は「コロナ禍で大変な状況だが、子どもはもちろん、大人もしっかり牛乳を飲んでください」と述べた。

 中廣さんは「昔、牛を飼っており、牛乳には大変思い入れがある。みんなで飲みたい」と感謝した。

 当初、「こども食堂」に参加した子どもと保護者が食事と一緒に味わい、みんなで食事を楽しむ場での提供を予定していたが、コロナ第6波の影響により食事の提供が中止となり、持ち帰り対応とした。