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【JA広島市】地元の特産を応援して消費拡大に JA広島市レディースクラブ武田山支部・広島文化学園短期大学パセリ料理教室

2021.11.24
県内農業

JA広島市レディースクラブ武田山支部は11月中旬、「祇園パセリ」を使った料理教室を開き、「祇園パセリ」を研究している広島市の広島文化学園短期大学食物栄養学科の学生4人から、学生らが考案したレシピを教わった。

 同支部の後藤奏苗支部長は、「レシピを学生たちから学ぶことで、生産者を応援し、消費拡大に繋げよう」と呼びかけ、料理教室を企画。レディースクラブ会員や祇園町農事研究会パセリ部会の生産者、JA職員が参加し、チヂミやソテーなど4品を調理した。

 同大学の江坂美佐子准教授が指導するセミナーでは、2009年から卒業研究のテーマとして、「祇園パセリ」のレシピを開発。農業祭などのイベントに生産者とともに出展するなど、祇園パセリの普及活動にも力を入れてきた。21年3月には、これまで学生らが考案したレシピをまとめた小冊子「祇園パセリのおいしいレシピ」を発行。同大学のオープンキャンパスや同パセリ部会が出展するマルシェなどで無償配布している。

 栄養士を目指す2年生の矢田唯十さん(20)は「新しいレシピを提案できてよかった。これを機会により広まっていけばうれしい。教えてもらうことも多かった」と話した。

 また、同JA祇園支店の中村仁美支店長は「パセリが主役の料理が1日でも多く食卓に並ぶように、JAとしても応援していきたい」と述べた。