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【JA安芸】高校生小松菜研究グループが収穫体験

2021.10.19
県内農業

 安芸郡海田町の広島県立海田高校家政科の3年生4人は12日、広島市安芸区阿戸町の阿戸の和農園で小松菜の収穫体験をした。同科では、課題研究として小松菜を研究するグループがアレンジレシピを考案。「小松菜リーフレット」を作成し、小松菜の消費拡大を目指す。

 研究理解を深めるため、生産農家を訪れ、栽培方法や収穫・出荷調整作業などの体験を企画。同農園の岡﨑和也さんの指導で、小松菜をはさみで収穫し、規格サイズを選別、袋詰めをした。作業後は、生徒が考案したレシピを紹介し、生産者からのアドバイスを受けた。

 参加した生徒は「実際に圃場で作業すると大切に栽培され、収穫作業が大変なことが分かった。今回の体験を研究に活かして、小松菜のおいしさを広めていきたい」と話した。

 10月末にリーフレットを完成させ、JA安芸本支店などで配布する予定。