ＪＡ三次集落法人グループは７月１７日、三次市で和洋菓子を製造する泉屋（株）と共同開発したシフォンケーキ「もち麦シフォン」を新たに発売した。

　多くの方に同市産もち麦を知ってもらいたい生産者と同市産食材で美味しいものが作りたい同社が協力し、２０１９年に商品開発が始まった。味と食感にこだわり、何度も試作検討を重ねた。

　同市産もち麦「キラリモチ」の全粒粉を使い、ほどよい甘みとしっとりやわらかな食感が特徴。また、箱とパッケージも同市産もち麦と一目で伝わるよう工夫を凝らした。
　

　同社の立花優成代表取締役（３５）は「魅力と美味しさたっぷりのシフォンケーキをより多くの方に食べてもらいたい」と笑顔をみせる。トレッタみよしや広島三次ワイナリー、Ａコープみよし店などで、１個１８４円（税込）で、ばら売りの他、４個入りの箱詰めセットでも販売する。
　

　トレッタみよしの横山明典店長（５２）は「地産地消として地元三次産の商品を店舗で扱えるので大変うれしい。三次のＰＲにもつながる」と期待する。