尾道市内の生産者団体で構成する尾道スローフードまちづくり推進協議会は２月２８日、同市市民センターむかいしまで「２０２０尾道おやつコンテスト」を開催した。
　同コンテストでは尾道市の食材を使用したおやつを募集し、コロナ禍の中で「元気が出る」をテーマに同市内の洋菓子店や飲食店４店舗６作品がエントリー。同市瀬戸田町の洋菓子店「島ごころＳＥＴＯＤＡ」が出品した「アップルレモンケーキ」がグランプリに輝いた。ケーキには地元産のレモンと青森県産のりんごを使用し、クエン酸が疲労回復や免疫力の向上になることから「元気がでる」おやつとなっている。
　同協議会会長を務めるＪＡ尾道市の丹下和博組合長ら審査員６人が、味や尾道市らしさ、食材活用度などの項目で審査した。
　丹下組合長は「地元の食材を活用することで生産者をはじめ、消費者にも喜んでもらうことができる。おいしいおやつを食べてみんなが元気になってほしい」と話した。