ＪＡ福山市女性部フレッシュミズ部会「Women’s　Terrace♡ふくふく」の加工販売部は１日、手作りトマトジャムを同ＪＡの農産物直売所「ＦＵＫＵＹＡＭＡふくふく市」で販売を開始した。
　同部会は、食品ロスを少しでも減らしたいという思いから、市場に出荷されなかった規格外の農産物の活用策として、加工品を作り商品化に向け取り組む。今年８月から、神石高原○豊とまと生産出荷組合が栽培する「○豊とまと」を活用したトマトジャムの商品化を目指し、試作を重ねた。販売するトマトジャムは、「○豊とまと」本来の風味を生かすため砂糖を少なめにし、保存料・着色料を一切使用せず無添加のジャムに仕上げた。
　同部会加工販売部代表の溝川笑里さん（３６）は「トマトジャムは甘さ控えめでさっぱりとした風味に仕上がった。添加物を使用していないので安全安心な手作りの味をぜひ味わってほしい」と出来に太鼓判を押す。また、環境への配慮として、瓶のラベルをできるだけシンプルにするなど資源の使用を抑えるようにした。１瓶（１２０㌘）を税込み３９０円で数量限定で販売する。