広島県内農業ニュース
親子で米を学ぶ/ちゃぐりんフェスタ
2019.08.22
県内農業
JA広島中央は8月上旬、東広島市福富町で「ちゃぐりんフェスタ」を開いた。管内の小学生親子10組21人が参加。米づくりの歴史や、アワ、キビ、ヒエなどの穀物の食べ比べ、一升瓶に玄米を入れて棒で搗く精米を体験した。
また、JAの農産物検査員が出荷された米の銘柄や品位を目視で検査し、等級を決める農産物検査もクイズで体験。玄米の色や形、大きさを見て、1から3等級と規格外を判定した。参加した馬場めぐみさん(11)は「玄米の状態をよく見て答えた。全部の等級が当たってうれしかった」と話した。
昼食はJA女性部が管内の主力品種である「恋の予感」と「コシヒカリ」を使った「おったまげおむすび」と「真夏のタマネギスープ」などを振る舞った。
また、同町の沼田川に生息する魚など水生生物の観察もした。同町のボランティア団体「すいすい倶楽部」と一緒に生き物を採取。生き物の生態や生育環境を学び、環境保全の重要性を体感した。
(広島中央)