広島県内農業ニュース
トマトの目合わせ/出荷本格化を前に
2019.05.28
県内農業
JA尾道市トマト部会は17日、大玉トマト「桃太郎ヨーク」の目合わせ会をJA向島営農センターで開いた。出荷が本格化するのを前に出荷基準を確認するため。約30人の生産者が出席した。
三阪哲美部会長は「トマトの品質の基準を全員で確認し、良いトマトを出荷できるように頑張ろう」とあいさつ。
JA向島営農センターの岸田高幸営農指導員が、トマトのサンプルを生産者に示しながら、各出荷規格に沿ったトマトの形、病害虫による被害具合、着色具合などについて説明した。生産者からは出荷予定のトマトの細かい基準や現状の栽培管理になどについての質問があった。
今月末からは県内の市場が休市対応を行い、毎日出荷を始める予定で、6月には出荷最盛期を迎える。
同センターの渡辺千洋センター長は「向島の大玉トマトは市場からも高い注目を浴びている。今一度家庭選別を強化していただき、市場に高品質なトマトを出荷することで有利販売につなげたい」と話した。
(尾道向島)