広島県内農業ニュース

移動金融店舗車両「ふれあい号」導入

2018.11.13
県内農業

 

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 JA安芸は移動金融店舗車両「ふれあい号」を導入し、1日より運用を始めた。
同JA管内は「平成30年7月豪雨」で甚大なる被害を受けた。坂地区は特に被害が大きく、坂支店では土砂の流入などにより支店業務ができない状況だ。同地区の横浜支店で窓口業務など対応しているが、利便性向上のため、県内のJAより移動金融店舗車両を借りて運用していた。

 JAカラーである緑と爽やかな空を表す青を基調に、夢や希望をイメージする虹、移動金融店舗車両がまるで木陰で憩うような場所となるよう木を配し、心のふれあいの場となるようにとの思いを込めてデザインした。

 営業時間は、Aコープ坂店の駐車場で月曜日から金曜日の午前9時30分~午後1時まで。当座性貯金の入出金、定期積金の受入、通帳記帳、繰越などの対応や融資など各種相談業務、地域のニーズに応える業務を行う。JA小田原勝好組合長は「組合員や地域の皆様の暮らしを守るため、移動金融店舗車両を活用した金融サービス等の提供を通じて、地域貢献に取り組む」と話す。(安芸)