広島県内農業ニュース
農業参入企業によるキャベツの初出荷開始
2018.09.25
県内農業
北広島町西宗地区に今年農業参入した間口アグリファクトリー㈱が10日、キャベツの初出荷を行った。JA広島市久保角支店の集荷場に20箱出荷。町をはじめ県関係機関や全農ひろしま、JA広島市などが営農計画や栽培指導、販売計画に協力。契約栽培されるキャベツは12月までに約33,000玉出荷する計画。
初出荷を終えた間口アグリファクトリー㈱の佐々木直也管理部長は「地域の方々をはじめいろいろな方々の協力で初出荷を迎えることができた。今後は地域農業の発展に寄与していきたい」と話した。
初年度は農地集積により集められ基盤整備された3.7㌶のうち1㌶に5種類のキャベツを作付けし品種の栽培試験を行った。この地域の気候や土壌にあう品種を見極めるという。
間口アグリファクトリー㈱では西宗地区の夏期の冷涼な気候を活かした夏秋キャベツの生産を行い、2023年には20㌶規模の産地を目指す。(広島市)