広島県内農業ニュース
ふくやまブランド農産物産地見学会
2013.09.17
県内農業
地産地消を推進しているふくやまブランド農産物推進協議会は6日、地元で栽培されている農産物や市場などを知ってもらい、地元産野菜の消費拡大につなげようと見学ツアーを開いた。地域住民44人が参加し、福山地方卸売市場の視察やJA福山市産直市、瀬戸町のぶどう共同選果場などを見学した。昨年からアスパラガスの栽培を始めた農事組合法人ファーム寺迫では、門田信正組合長がアスパラガスの特徴や栽培方法などを説明。参加者は「畝が高いのはなぜか」「いいアスパラガスを育てるコツは」など熱心に質問した。
同市赤坂町から参加した柞磨豊子さん(76)は「福山市内で多くの野菜が栽培・出荷されているのを初めて知った。今度からスーパーで地場産野菜を購入し、地産地消を実践したい」と話した。同ツアーは2003年から開き、延べ400人が参加している。
(ふくやま)