広島県内農業ニュース
(株)JAファームふくやまが自慢の漬物をふれあい市で販売
2018.02.13
県内農業
JA福山市の子会社(株)JAファームふくやまは2月1日から、同ファームが栽培したハクサイとダイコンの漬物の販売を神辺ふれあい市で始めた。同ファーム初の加工品販売となる漬物は、浅漬けで3日間かけて二度漬けにした。子どもから年配の方まで食べやすいよう若干甘めの味付けでシャキシャキとした食感が楽しめる。
同ファームでは農業経営事業の一環として、自らが栽培した野菜でのこだわり漬けの販売を計画。漬物用にハクサイとダイコンを栽培した。ハクサイは食塩や調味酢の他、砂糖など分量をちょっとずつ変えながら試作を繰り返し、あっさりして食べやすいレシピを考案。食べたときに歯ごたえが残るよう作業工程にも細心の注意を払っている。ダイコンは切り分けて、容器の中で調味料が染み込むよう容器ごとかき混ぜて仕上げる。
出来上がった漬物は、神辺アグリセンター「ふれあい市」の店頭に並べ、2月下旬まで販売する予定だ。2月24・25日には、福山市御幸町の広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)で開く「農業機械大展示会&農業情報市場」の会場でも販売を予定している。
同ファームふくやま取締役の友滝和之部長は「特に歯ごたえとあっさりとし味付けにこだわったので、ごはんがいくらで食べられる。手塩に掛けて育てた自慢の漬物を多くの人に味わってもらいたい」と話す。(ふくやま)