広島県内農業ニュース
広島三次ワイナリー ジャパン・ワイン・チャレンジで金賞
2017.09.12
県内農業
三次市東酒屋町の㈱広島三次ワイナリーのワインが第20回ジャパン・ワイン・チャレンジ2017で金賞を受賞した。ジャパン・ワイン・チャレンジで同ワイナリーの金賞受賞は初めて。
ジャパン・ワイン・チャレンジには世界30ヶ国から1,700点を超える出品があり、金賞120点が選ばれた。同ワイナリーからは「TOMOEセミヨンクリオエキストラクション」が金賞を受賞した他、3銘柄が銀賞、1銘柄が銅賞を受賞した。
「TOMOEセミヨンクリオエキストラクション」(極甘口、白ワイン)はワイン専用品種「セミヨン」をマイナス10度で凍らせた後、凝固点の違いを利用して糖度の高い果汁を抽出する「氷結圧搾」という製法で造られた。手間を惜しまない醸造過程を経て出来たこだわりのワインだ。同社の太田直幸醸造長は「三次で栽培されたブドウを使ったワインが高く評価され嬉しい。生産農家の方とともに喜びたい」と話した。
入賞したいずれの銘柄も、100%三次産のブドウを使用したワイン。問い合わせは同ワイナリー、電話0824(64)0200。
(三次)