広島県内農業ニュース
県内でいち早く米の検査始まる/JA三原
2017.08.29
県内農業
JA三原は22日、本郷営農センターで、県内で最も早い2017年産の米買い入れ検査を行った。20㌧の出荷を見込んでいたこの日、出荷数量は約9㌧(291袋/1袋30㌔)と少なかった。夕立が多かったため、稲刈り作業が遅れた。同JAの農産物検査員が「早期コシヒカリ」を慎重な面持ちで検査をした。今年度の「早期コシヒカリ」は、全体で約80㌧(2,600袋)の出荷を見込んでおり、来月上旬より県内の量販店で販売される予定。
「早期コシヒカリ」は、4月上旬から中旬に田植えが行われ、8月の盆前後から稲刈りが始まった。JA経済部営農課の林康輝課長は「今年は、概ね良好な天候だったため、生育は順調に推移した。作柄としては、開花期以降の高温の影響で乳心白粒が多くみられるものの、収量は平年以上になる見込みだ」と話した。
(三原)