広島県内農業ニュース
生産履歴記帳徹底 営農指導員が確認
2017.08.01
県内農業
JA庄原では安全・安心な農作物の生産や供給体制の構築に向け、「食の安全・安心対策本部」を中心に取り組んでいる。同対策本部では、安全・安心な農作物を生産するため、栽培方法を定めた基準の策定や農薬の適正使用に向けた指導、生産履歴記帳の確認などを行っている。
7月24日には、食彩館しょうばらゆめさくらで、ゆめさくら内の「朝どり市」とJA交流ひろばとれたて元気市(広島市安佐南区)への出荷者を対象に、農産物生産履歴確認会を開き58人が参加。消費者に安全・安心な農産物を提供するため記帳を徹底し、朝どり市の更なる信頼の獲得とブランド価値を高めることを目指す。
確認会では、営農指導員が生産者一人ひとりの栽培管理記録簿を見ながら、農薬が適正に使用されているかを確認。また、生産者から病害虫防除や農薬使用の相談については、携帯するタブレット端末を活用し指導した。
JAでは今後も、安全・安心な農産物づくりに向け生産履歴の確認を徹底する。
(庄原)