広島県内農業ニュース
特産桃の初出荷/JA三原
2017.07.11
県内農業
JA三原中之町出張所選果場で2日、同市深町特産の桃、日川白鳳が初出荷された。今年は収穫前の雨が少なかったおかげで、昨年より糖度が高く収穫量も多い。日川白鳳は、美しい丸い形をし、かぶりつくと果汁が滴るほどのジューシーな果肉が特徴。
当日は、朝採りした桃を生産者たちが1つずつ丁寧に選果し、箱詰めし、53箱(1箱4㌔)を出荷した。今年度の生産量は42㌧を見込んでおり、販売高は約200万円を目標に掲げる。
深町落葉果樹生産組合の生産者は「生産者数が少なくなってきているが、深町の故郷の味、桃や柿を絶やすことなく、作り続けていきたい」と意気込みを語った。
深町では故郷の味として“夏の桃”、“秋の柿”が親しまれている。地元市場やJA三原やっさふれあい市場、中之町出張所選果場で販売し、全国発送も行う。お問い合わせ先はJA三原営農センター0848(63)8195
(三原)