広島県内農業ニュース
購買担当者会議に営農指導員が参加/情報共有で連携強化
2017.05.31
県内農業
JA広島市は19日、「『JA購買店舗が変わったな』といわれる店舗づくり」をテーマに、営農指導員と購買担当者による合同会議を開いた。
同JAでは、生産資材の品揃えを充実させる店舗づくりを目指し、毎月購買担当者会議を開き、農家に必要な商品が勧められるよう、季節に合わせた商品や農産物の栽培方法、農薬の安全使用などを学んでいる。
同JAの54ある支店は都市部から山間部まで広範囲にわたり、時期は同じでも地域によっては勧める商品も異なることから、各地区の営農指導員と購買担当者が情報交換した。
会議では、ひと月ごとに、販売促進カレンダーを作り、販売ポイントと商品を決めて、「店内美粧化」、「陳列」、「季節感」、「品揃え」を中心に4ヵ月間の活動計画を作成した。
今後、作成した活動計画を実践に移す。8月にも合同会議を開き、改めて活動計画を作成する。
同JA営農経済部指導購買課の栗田裕弘課長代理は「1人ひとりの心がけで、求められる商品を揃え、心地よい店舗に利用者を迎えたい。相談には迅速に対応していきたい」と話す。
(広島市)