広島県内農業ニュース
全共候補牛出揃う/JA庄原
2017.05.02
県内農業
庄原市全共対策協議会は、今年の9月に宮城県で開かれる、第11回全国和牛能力共進会(宮城全共)の広島県代表牛の選抜を目指し、4月14日に第2区(若雌の1)、第3区(若雌の2)、第7区(総合評価群 種牛群)を、18日に第4区(系統雌牛群)、第5区(繁殖雌牛群)の庄原地域立会調査選抜会を庄原家畜市場で開いた。管内から29頭が出品され、各区で個体審査と比較審査が行われた。
出品した庄原市比和町の繁殖農家、三谷美登さん(83)は「発育が若干遅れているが順調に調整できている。広島血統の再構築に向け、関係機関がしっかりと体制を整えてくれている。この取り組みに地域の農家が期待している」と思いを話した。
審査にあたった、全農ひろしま県本部畜産部、家畜流通課三次家畜市場の羽賀博之場長は「広島の系統再構築の取り組みを全国に強く示していきたい。広島牛の特徴を強くアピールできるよう、肩付き・肋張り・品位を重点的に取り組んでいきたい」と総評した。
今回選抜された、26頭は、6月13日に三次家畜市場で開催される、県最終選抜会で宮城全共の出場を目指す。
(庄原)