広島県内農業ニュース
入荷量少ないながら盛況/庄原市食彩館しょうばらゆめさくらに山の幸お目見え
2016.10.25
県内農業
庄原市の食彩館しょうばらゆめさくら「朝どり市」では、10月上旬からきのこが入荷し始めている。同朝どり市では、この時期、例年さまざまな種類のきのこが多く入荷するが、今年は夏場に好天が続いたため例年に比べ、入荷が遅く入荷量も少ない。
7日には山の幸を求めて買い物客が列を成して開店を待ちわびた。店内にはマツタケをはじめ、コウタケ、シバカズキなど多彩なきのこが並び、開店と同時に、店内は品定めする客でにぎわった。マツタケは数分間で売り切れる盛況ぶりだった。
市内から買いものに訪れた女性は「朝早く来ないと売り切れてしまうので、早起きして買いに来た。この時期はコウタケのみそ汁が楽しみ」と買い求めていた。
7日前後にピークを迎えたきのこは、以後は激減しており、JA庄原の担当者は「今年は高温が続いたため、きのこの発生が少なく、入荷のピークも例年よりも短かった」と話す。
(庄原)