広島県内農業ニュース
30年続く地域を想う活動/小河原加工グループ
2016.10.04
県内農業
JA広島市レディースクラブ狩小川支部の会員が構成する小河原加工グループは28日、会員20名が集まり、へちま化粧水を作った。材料は全て地元産にこだわり、自分たちで調達する。へちま化粧水をはじめ、マーマレード、焼肉のたれ、味噌、ホウ酸ダンゴなど、5種類の加工品も作る。
同グループの代表を勤める川﨑妙子さんは、JAで生活指導員として務めていた経験を活かし、小河原加工グループで、30年にわたり指導を行っている。「化粧水も、自分の肌がとても弱く、肌に良いものを使いたいという思いから作り始めた。会員の声を聴きながら、作りたいものに挑戦していきたい」と川﨑さん。同じものを作るにも、その年の材料の出来で作り方は変わり、より良いものを作りたいという思いから、改善を重ねて現在のレシピにいたった。
川﨑さんは、「昔ながらの手作りを伝えられることがうれしい」と今後も地域の女性たちの学びと憩いの場として活動が続いていく。
(広島市)