広島県内農業ニュース
広島県内で共進会が開かれる
2016.09.13
県内農業
広島県内各地で畜産共進会が開かれた。各部優秀賞の上位4頭は10月25日に三次家畜市場で開かれる第92回広島県畜産共進会に出場する。
(広島)
神石郡神石高原町とJA福山市は2日、同町内の旧油木家畜市場で第88回神石郡畜産共進会を開いた。子牛の部では本多稔さんの「かつしば」が、成牛の部は滝口居志さんの「まこかつ」が首席に輝いた。
共進会には郡内から肉用種種牛、第1区子牛の部に25頭、第2区成牛の部に19頭が出品された。個体審査と比較審査を慎重に行い、それぞれの部で優秀賞と優良賞を決定。
子牛の部で首席に輝いた「かつしば」の本多稔さん(65)は「長く出品しているが、首席は初めて受賞した。夫婦で協力して大切に育ててきた甲斐があった。県共進会に向けて管理を徹底して伝統ある神石牛を広くアピールしたい」と笑顔で話した。
(ふくやま)
JA三次は5日、三次市西酒屋町のJA全農ひろしま三次家畜市場で三次農協畜産共進会を開いた。優秀賞主席には、子牛の部で同市吉舎町の住吉繁男さんの「てるこなん」、成牛の部は同市吉舎町の伊達幸之助さんの「てるうしわか」が輝いた。
共進会は管内で飼養された黒毛和種の子牛14頭、成牛6頭が出品され、審査員が、測尺、個体審査、比較審査を行った。成牛の部主席に輝いた伊達さんは「大変光栄だ。三次を代表して県畜産共進会に向けて頑張りたい」と意欲を見せる。
(三次)