広島県内農業ニュース

「江田島いちじく」が出番/農家のJA、市場が出荷会議を開催

2016.08.18
県内農業

 南部・江田島イチジクが出荷会議地域の特産果実として振興が進む「江田島いちじく」(蓬莱柿)の出荷開始を受け、JA呉江能選果場は5日、管内の栽培農家と市場関係者を一堂に会して出荷会議を開いた。
 

 今年産は8月以降が温暖だったことで生育は例年より1週間程度前寄りに進んでいる一方、7月下旬以降が少雨傾向だったため、かん水を徹底し、敷き藁を設置して、8月下旬の出荷ピークに向けて大玉生産を目指す事を確認した。今年は11月まで出荷が続き、昨年並みとなる30トンの果実を出荷する。
 

 会議後には実際の果実を手に取りながら収穫適期の見極めや選別基準の強化を申し合わせた。