広島県内農業ニュース
品質に太鼓判/福山ブルーベリー生育調査
2016.05.24
県内農業
地元特産として振興が進む「福山ブルーベリー」の出荷を間近に控え、JA福山市とJA広島果実連は20日、販売提携店を交えて生育調査を行った。今年産は春の開花期が好天だったことで例年にも増して実留まりが良く、適度な降雨を繰り返したことで果実肥大も順調だ。調査では平年より1週間程度早い生育となっており、5月末から収穫開始となる見込みだ。
当日は福山ブルーベリー生産出荷組合の栗原元士組合長が販売するフレスタの担当者らに今年の生育状況や品種ごとの特徴を解説し、合わせて園地全体に設置した防鳥網やかん水設備等、産地の取り組みを披露した。
参加したフレスタの田中紀和バイヤーは「販売提携を始めて今年で9年目となるロングランの取り組みだ。毎年継続して実施することで消費層が広がっており無くてはならない商材になっている」と評価する。
(南部)