キリンビール㈱は20日、岡山工場（岡山市東区）で広島県産の酒米を使ったビール「一番搾り広島づくり」の仕込み式を行った。「地域の誇りをおいしさに変えて」をスローガンに地域との絆と素材本来の味を大切に広島県ならではのビールを作る。

　広島県内の企業などが参加し行われた「広島県の共創ワークショップ」で「広島県は情が深く、仲間意識が高い」との意見をふまえ、「仲間が集まり、真っ赤に燃えて、がんばる広島を応援できる一番搾り」をコンセプトに決めた。厳島神社やプロ野球球団広島東洋カープなどの赤のイメージをもとに、厳選されたカラメル麦芽を使い、ほんのり赤みがかった濃い色のビールになる。

　「一番搾り広島づくり」は６月７日に発売され、６月16日には広島市内にあるマツダスタジアムで行われるキリンビールスポンサードゲームの広島東洋カープと西武ライオンズの試合でも販売される予定だ。