ＪＡ庄原女性部庄原支部加工グループが地元で栽培したもち米と黒大豆を使った「揚げおかき」が好評を得ている。「揚げおかき」は以前から同グループが定期的に作っているが「多くの人に親しまれるお菓子を作ろう」との思いから、庄原産の材料にこだわり商品ラベルも一新して作り始めた。
　最初に豆餅を作り、薄く切ったものを乾燥させて油で揚げ、部員が協力して手際よく作業が進む。サクサクとした食感と大豆がアクセントになり、地域の祭りでの販売や地元保育所でおやつに出すこともあり、子どもから大人まで好まれる味に仕上がっている。
　リーダーの生田幸枝さん（68）は「食べた方の笑顔が嬉しい。これからも地域の皆さんに喜んでもらえるものを作りたい」と意気込む。
（庄原）