広島県内農業ニュース

キュウリ香りよく 福山きゅうり出荷組合

2016.03.23
県内農業

福山市・ハウスキュウリ出荷1 福山きゅうり出荷組合では、ハウスキュウリの出荷が順調に進んでいる。福山市新涯町を中心とする農家5戸で構成する同組合は、加温ビニールハウス約0.8㌶で栽培。良質でみずみずしいキュウリは鮮度抜群で、味、香りとも申し分なく、JA福山市の産直市を訪れる消費者にも好評だ。
 農家が温度と水の管理を徹底し、病気にかからないよう細心の注意を払ったことで、順調に生長。収穫した朝採りキュウリをコンテナに入れ、同JA川口グリーンセンター出荷場に搬入している。隔日出荷だが、一日平均800㌔が同出荷場に集まる。自動選別機で等級や階級別に仕分けて5㌔の箱に詰め、地元福山市や広島市の市場へ送り出す。同組合は4月下旬にピークを迎え、6月下旬までの出荷期間で約50㌧の出荷を見込んでいる。
 生産者の土屋智樹さん(35)は「丹精して育てた自慢のキュウリ。ぜひキュウリ本来の歯切れの良い食感と味を楽しんでほしい」と話す。
(福山市)