広島県内農業ニュース

女子大学生が「広島レモン」研修

2016.01.12
県内農業

 南部・女子大生広島レモン研修栄養学を学ぶ女子学生らによる栽培現場での食育体験が実施されている。安田女子大学の管理栄養学科の学生らは、広島を代表する食材として知名度が上がっている「広島レモン」について栄養学の観点からの学びを深めようとJA広島ゆたか管内の園地で研修会を開いた。JAの山根和貴部長からレモン産地の概要や特性について説明を受けた後、JA広島果実連の杉安克之技師から講義を受けながら実際に収穫体験した。初めて畑に入る学生が多く、木や土の様子、果実の色形や香りを熱心に観察していた。

 3回生の久保真子さんは「栽培現場を見ることでレモンへの愛着が深まった。学内へ持ち帰ってレシピを作成するなどして、産地が取り組む消費拡大を手伝いたい」と話した。 同学科では、今回の研修会を受けて作成した料理レシピを県内スーパーなどに配布する予定だ。

(南部)