広島県内農業ニュース

春レタス定植始まる

2015.12.08
県内農業

広島北部・レタス定植1 JA広島北部管内で春レタスの定植が始まった。収穫は、来春2月下旬頃~5月初旬まで続き、JA全体では約45万玉を出荷する計画だ。春レタスは、市場を通じて県内各スーパーへ出荷し、契約販売ではコープCSネット(中国四国地域で組織する9生協)へも出荷する。
 JA管内では、安芸高田市内で水耕青ネギを周年栽培するJAクリーンカルチャーグループ(19人と自社3農場)が、春先に17㌶でレタスに置き換え、約40万玉を生産する。北広島町川戸、本地地区では、夏秋ミニトマトを栽培する生産者4戸が、ミニトマトの後作に1.2㌶で春レタスを約5万5000玉出荷する計画だ。
 昨年、新規就農した北広島町本地の折出健二郎さん(46)はレタス栽培2年目。ミニトマトの収穫を終えたハウス6棟(30㌃)で11月上旬~12月にかけ、6回に分けてレタスの苗を定植する。収穫は、来春2~3月下旬まで続く予定。折出さんは「今年は外葉のしっかりしたレタスを作る。玉の太りや締りを確認しながら、収穫遅れがないよう適期の収穫を心掛け、1年目よりも品質の良いレタスを出荷する」と意気込む。
(広島北部)