広島県内農業ニュース
伝統のおせち学ぶ JA福山市女性大学
2015.12.01
県内農業
福山の特産農産物を使い、お正月を彩るお節料理を学ぼうとJA福山市女性大学は17日、JA湯田支店で料理教室を開いた。9人が受講し、昔から伝わる味つけや飾り付け方法など伝統料理を学んだ。
お節には、生産量日本一を誇る福山市のクワイを使った「クワイの甘煮」や「クワイと小豆入りおこわ」、ニンジンやレンコンなど地元産野菜を多く入れた「いりどり」など7品を料理した。講師は、福山市食生活改善推進員6人が務めた。
受講生は、お節を彩り良く仕上げるため、野菜は飾り切りに挑戦した。クワイは芽を残して皮をむき、包丁でV字形に切れ目を入れる「松笠」に、レンコンは穴と穴の間に切り込みを入れ、角を取りながら花形にする「花ばす」に切り揃えた。出来上がった料理は、ハランの葉の上に彩り良く飾り付け試食をし、受講生は一足先にお正月気分を味わった。
(福山市)