広島県内農業ニュース
玄ソバの収穫スタート。新そばをどうぞ/JA広島北部安芸高田そば部会
2015.11.04
県内農業
安芸高田市内でソバの収穫が始まり、11月中旬頃まで続く予定で、今年産の玄ソバの収量は、20㌧になる見込みだ。
JA広島北部安芸高田そば部会は52戸の農家が、刈り取り面積41.6㌶で栽培し、ソバの作付けは、遊休農地の解消と農地の保全につながる。市とJAが連携することで、生産者と一丸となった農業振興と地域活性化に取り組む。部会で生産する玄ソバは「三矢そば」として商品化され、市の特産物として名を上げる。
同市高宮町の交流施設「エコミュージアム川根」では毎週水曜日の定休日を除き、市内産のソバを使った手打ちの新そばが味わうことできる。7、8日の両日はJA営農総合センターで開くJAまつりで、島根県飯南町から出雲そばの製造販売する(有)一福のそば打ち職人を招き、新そばを振る舞う。松川秀巳部会長は「今後も面積を拡大し、部会員で管理の徹底し良質な玄ソバを生産する。たくさんの人に市内産の新そばを味わってもらいたい」と話す。
(広島北部)