広島県内農業ニュース
秋の彼岸へ菊出荷盛ん
2015.09.15
県内農業
JA庄原東部営農センター管内では、彼岸を間近に控え、菊の出荷作業が追われている。菊の産地として歴史も長く、高品質で日持ちが良いことから、お供えの花としても喜ばれ、県内外の市場からも高い評価を受けている。産地の一つである庄原市東城町では、東城菊組合が主体となり、露地栽培を中心に6月から7月上旬はハウス栽培にも取り組む。栽培は輪菊を主体に、小菊やスプレー菊も手掛けている。
共同選花をするJAの「きく集出荷貯蔵施設」では、品質の安定化に努めながら出荷作業を続ける。菊組合の高柴順紀さんは「今年も出来は順調で、彼岸に向けて一段と出荷本数も増えている。組合には若い生産者も加入し活気が生まれている」と話す。
(庄原)